伝統行事「七夕カヌー流し」が無観客で行なわれました

伝統行事「七夕カヌー流し」(7年連続7回目)が、梅雨の間の晴天の下で馬鹿馬鹿しくもしめやかに執り行われました。

ちなみに昨年はピザ窯での焼き立てピザの昼食や、その他色々の体験も含めて、参加者を募集して行われました(昨年の様子はこちら)。
しかし今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、体験参加者を募集せずに無観客試合ならぬ「無観客七夕カヌー流し」の形で、関係者のみで行いました。
何百年と歴史のある祭が新型コロナウイルスのせいで中止になっている中、こんな馬鹿馬鹿しいでっちあげ行事なんぞを行なってもいいものかという葛藤もありましたが、関係者と言ってもほぼ1人だけで細々と行うものなので許してください。

さて、そもそも伝統行事「七夕カヌー流し」とは、何ぞやという所から説明いたしましょう。
七夕の笹は川に流すと流れ流れて海に達し、そこから天に昇り、天の川に達して願い事が叶うと言われています。
しかしながら実際に川にポイッと流しても300mくらい下流で引っ掛かってゴミになるだけです。そこでカヌーに乗せて川を流れる事により疑似的に川を流した事になり、短冊に書かれたみんなの願いが叶う、という完璧な理論に基づいて行われる行事なのです。

「七夕カヌー流しの短冊は世相を映す」と古来から言われていますが、今年はやはり新型コロナウイルスの終息を願う短冊、そして現在進行形で被害が出ている洪水の事を思う短冊が目立ちました。
行事そのものは馬鹿馬鹿しくとも、これらの短冊に込められた願いはきっと本物でしょう。しっかり責任を持って笹と共に川を流れたので、きっと全ての願いは叶うはずです(※物欲にまみれた願いを除く)。

さて本当に1日も早く平穏な毎日が戻る事を願って止みません。
そして来年は、昨年のように体験参加者を募っての形で行ないたいものです。今年はいつやるのか知りたくて、検索された方が結構いたんですよ、ほんまに。
期待していただいて本当にありがたい事です。今年はこういった形での行事報告になりましたが、来年は皆さんと一緒にぜひ。



 

【4/26】2020川開き&桜杯カヌー大会inさくぎ、開催中止のお知らせ

4月26日(日)に開催を予定していた「2020川開き&桜杯カヌー大会inさくぎ」は、新型コロナウイルスの流行拡大が継続している状況を受けて、残念ながらイベント中止を決定致しました。
延期しての開催も行いませんので、また来年の開催にご期待ください。
なお、カヌー競技の前に行う予定だった稚鮎の放流も中止ですが、川開き神事のみ関係者で行います。

イベントを楽しみにされていた皆様や、開催に向けて協力いただいていた関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。
なお、入浴施設「くまみ湯」も含め、カヌー公園さくぎの営業は、引き続き通常通り行ないます。

節分とピザと凧

鬼は外! でもカヌー鬼は割としんどいぞ!
昨年に引き続き、ちょっと早い節分体験が2月1日に行われました。

最初の鬼面作りは、A4の紙に絵を描いてラミネートしてから目と輪郭を切り抜きます。耳のところにゴムを付けて完成です。
オリジナルの鬼面を付けて豆まき(お菓子拾い)をした後は、いよいよカヌー鬼撃退豆まきです。
豆攻撃を受けてカヌー鬼は吹っ飛び、川に流されていきました。今年は流れがけっこう強くて岸に戻るのが割としんどかったぞ!

ピザ窯で焼いたピザとポトフの昼食でお腹を満たしてもらって、最後は凧上げです。凧上げをした事がない子供が割といて、子供も大人も寒風の中で夢中で凧を上げていました。
最後は入浴施設「くまみ湯」で冷えた体を温めて終了しました。
天気も大崩れする事なくしっかり一日楽しんでもらえました。


   

「2019年度 四季のさくぎフォトコンテスト」入賞作品発表

お待たせしました。作木町観光協会主催の「2019年度 四季のさくぎフォトコンテスト」の入賞作品と入賞者を発表します。(敬称略)

★最優秀賞(1点)★
「舞い降りてきた天使たち」  橋本 邦子(広島市)

★優秀賞(3点)★
「秋瀑」  石田 克志(三次市)
「赤めんがめ」  杉田 美和子(三次市)
「壮快」  三本 誠男(三次市)

★入選(10点)★
「お祭りに獅子さんと!」  神田 肇(三次市)
「大樹と小人」  河村 篤司(広島市)
「霧の島々」  石田 祥枝(三次市)
「矢田の昼神楽」  澤田 昇(三次市)
「大ーきーい!!」  吉田 一志(広島市)
「ホームでの映像」  小林 昇(竹原市)
「いぶし風景」  迫 静江(広島市)
「晩秋の彩」  佐藤 貢(安芸郡府中町)
「夜霧のイルミネーション」  菅 昭和(三次市)
「体験」  大石 正臣(広島市)
※辞退者が出たため一部変更あり

どの作品もそれぞれに魅力があり、作品の前で審査委員一同頭を悩ませましたが、上記のように入賞作品が決定いたしました。(審査内容の詳細についてはお答えできません。ご了承ください)
入賞作品の画像データが入賞者から事務局に届き次第、随時ネット上でも公開していく予定です。もう少々お待ちください。
(1/27追記:事務局にデータが到着した作品をこちらで公開しています。どうぞご覧ください)

さて今回の入賞作品は、地元三次市の方からの応募が多かったのと、人物や特に子供が写った作品が目立ちました。やはり子供達の無邪気な表情が審査員の心を惹きつけたのでしょうか。
そんな中で最優秀賞に輝いた「舞い降りてきた天使たち」は、フジバカマの花に舞い降りてきたアサギマダラの可憐な姿を捉えた見事な作品でした。作品自体も素晴らしいですが、フジバカマを植えてこの蝶を呼び寄せた地域の方の努力にも拍手ですね。
なお、このたびのコンテストの応募作品数は49点でした。沢山のご応募ありがとうございました。

これらの入賞作品は2月上旬くらいから川の駅常清(10:00~17:00/水曜定休)で展示し、その後3月1日から3月31日まで江の川カヌー公園さくぎ(8:30~18:00/火曜定休)で展示する予定です。 是非足を運んでご鑑賞ください。(2/3追記:川の駅常清での展示を開始しました)

さてまた来年も同様のフォトコンテストを行う予定です。
作品の撮影時期は問わないコンテストですので、四季それぞれ魅力がある自然豊かな作木町へと、いつでも足をお運びいただいて撮影をお楽しみください。
心よりお待ちしております。

餅ついて、しめ縄作って

今日は、田舎体験モニターツアーの応対でした。
午前中の餅つき体験としめ縄作り体験では、初めての方でも皆さん上手に作っておられました。しめ縄作りは少しコツがいりますが、コツが掴めてくると無心で黙々と手が進み、どんどん縄が出来ていきました。
今は川の駅常清での、田舎御膳の昼食が終わったくらいでしょうか。
その後はもののけミュージアム、三次ワイナリーとトレッタみよしでお買い物という流れです。
年末の忙しい時期に、田舎でほっと一息入れるような一日になれば幸いです。





さくぎの森のクリスマス2019、無事終わりました

毎年恒例のカヌー公園の冬のイベント「さくぎの森のクリスマス2019」が、12月7日(土)に開催されました。
準備段階では風が強かったですが、16時からのイベント開始後は特に天候が荒れる事も無く無事終了しました。

今年はカヌー公園さくぎ等を運営する「特定非営利活動法人 元気むらさくぎ」の法人設立10周年記念セレモニーを行い、三次市長をはじめ多くの来賓の方にご出席いただきました。皆様大変お忙しい中、お運びいただきありがとうございました。
なお、セレモニー内でお披露目されたマスコットキャラクターの「ぶっぽ君」は今後川の駅常清で展示されます。

さて、今年はステージ用のトラックをレンタルし、その上で出し物が行われました。谷口邦彦さん、村上俊也さん、重頭恵美子さんの素晴らしい楽器演奏がイルミネーションで彩られた作木の夜に響き、世界一にも輝いた事のある高橋香菜子さん(メリーさん)のバルーンアートに子供達は大喜びでした。いやー、ほんとに子供達、すごい喰い付き方でした!

ピザ窯で焼いたピザ、フランクフルトなど、屋台の食べ物の方も好評だったようで、焚き火に薪をくべて暖まりながら皆さん思い思いの時間を楽しく過ごされたようです。
最後のお楽しみ抽選会では、1位のNintendo Switch(ソフト付で5万円相当)や、特大の熊のぬいぐるみ等の賞品があり、寒い中でも最後まで会場が盛り上がりました。

今年はトラックのステージをはじめ、司会、音響、照明を専門業者に依頼したので、例年よりも豪華になり皆さんに楽しんでいただけたかと思います。そして我々スタッフも例年以上に楽しめたイベントになりました。
これからも皆さんに愛される施設を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします。





夏まつり終わりました

江の川夏まつりinさくぎが無事終了しました。
空模様が心配されていましたが、開催中はくもりの過ごしやすい天候で何よりでした。

メインのたらい漕ぎレースの方は、たらいの操作に苦労してくるくる回ってしまう子供もいましたが、全選手が最後まで完走して応援席から拍手を浴びていました。
中にはバランスを崩して転覆する選手もいて、そのたびに歓声が沸き盛り上がりました。

中でもひときわ注目を浴びたのは、一般男子の部で優勝した中学3年の岡崎七星選手で、別次元のタイムを叩き出しての優勝でした。
実はこの岡崎選手、フリースタイルカヤックという競技のジュニア部門の日本チャンピオンなのです。 姉の遥海さんと共に幼少時からカヌー公園さくぎでカヌーに親しみ、現在は姉弟で世界を舞台に活躍している選手です。
応援ページがありますので、ぜひご覧いただき応援してあげてください。
いや~、それにしても圧巻のパドル捌きでした。ワールドクラスのたらい漕ぎを見た感じでしたね。

かっぱ道場さくぎの鮎のつかみ取りや塩焼き体験コーナーも子供達を中心に賑わい、多くの方に川に親しんでもらった一日となりました。
閉会式の後に思わぬ雨に降られましたが、何とかギリギリ天気が持って良かったです。
また次回開催の際も皆様よろしくお願いします。

以下は各部門の上位入賞者です。(敬称略)

小学生(1・2・3年)の部
1位 吉本 悠希 1分00秒34
2位 川崎 健斗 1分08秒33
3位 吉本 海人 1分17秒57

小学生(4・5・6年)の部
1位 藤原 秀司 1分26秒15
2位 西 優悟 1分39秒99
3位 土井 一輝 1分44秒10

一般(男子)の部
1位 岡崎 七星 57秒14
2位 吉本 佑太 1分46秒57
3位 雁重 太智 1分49秒18

一般(女子)の部
1位 丸山 夢叶 2分06秒04
2位 桒田 愛美 2分07秒53
3位 中下 瑞稀 2分21秒25

チーム対抗の部
1位 増子組 5分29秒89
2位 三次市消防団作木方面隊第3分団 5分50秒24
3位 さくぎボーイズ 5分51秒88


 
 

わんぱく終了

わんぱくカヌーキャンプ無事終了しました。
2日目の晩は天候悪化のためキャンプファイアーは中止になり、テント泊から場所を変えての宿泊となりました。最終日の3日目も午後から雷の予報が出ていたため、前倒しで午前中にカヌーツーリングを行なうという展開になりました。
天気に振り回されましたが、無事に笑顔で終わる事が出来て良かったです。
放送は8月23日(金)の予定です。お楽しみに。



わんぱく初日

あけましておめでとうございます。
今夏もよろしくお願いします。

というわけで、祝!ようやく梅雨が明けました。そしていきなり夏本番のギラギラの暑さがやってきました。
今日から28日(日)までTSS(テレビ新広島)主催のわんぱくカヌーキャンプが開催されます。昨年は西日本豪雨の影響で中止になった分、スタッフ一同2年分のやる気で臨んでいますが、初日から恵まれ過ぎの晴天で少々疲れました。
子供達は今頃キャンプ場で夕食作りでしょうか。初日なのでまだ打ち解けていない子もいるでしょうが、段々と慣れていくでしょう。

さて、明日27日(土)は夏休みに入って初めての、晴天の週末です。
上記のわんぱくカヌーキャンプの応対のため、この週末のカヌースクールの受け入れは出来ませんが、水のすべり台は通常通り遊べますのでぜひドボンッとご利用下さい。

七夕カヌー流しとその他いろいろ体験イベントでした

伝統行事「七夕カヌー流し」(6年連続6回目)が、夏の陽射しが降り注ぐ7月6日の江の川で、馬鹿馬鹿しくもしめやかに執り行われました。
七夕の笹は川に流すと流れ流れて海に達し、そこから天に昇り、天の川に達して願い事が叶うと言われています。
しかしながら実際に川にポイッと流すわけにもいかんので、カヌーに乗せて川を流れる事により疑似的に川に流した事になりみんなの願いが叶うのです。ああ何という完璧な理論。
今回はその他の体験と共に開催する事を大々的に告知したので、何と28名もの参加者が集まりました。こんなくだらんインチキ行事でも、細々と伝統を紡ぎ続けてきた甲斐があったというものです。

さて、まずは七夕飾り作りです。せっかくなので折り紙でカヌーを作ってみました。わりとややこしい作り方なんですが、皆さん上手に完成させていました。その他の飾りと願い事の短冊も準備していったん終了。
次は自然観察ビンゴゲームを行ないました。これは自然の中で色んな物を見つけて、見つけた物で列ができればビンゴというカードを使ったゲームです。家族ごとでチームを組んで敷地内を散策してもらいましたが、まさかパーフェクトが3チームも出るとは。素晴らしい観察力でした。

昼食は七夕ピザです。コーンとチーズを星に見立て、バジルを笹に見立て、ピザソースを天の川に見立て、さあ出来たものは・・・まったく七夕っぽさゼロです。まあいいのです。ピザ窯で焼いた焼き立てピザは最高でした。

さて昼食後はいよいよ七夕カヌー流しです。今回はカヌーだけでなく、ラフトボート(でかいゴムボート)を出動させるという初の試みを行ないました。
ライフジャケットの背中の部分に笹を刺して出発。笹が風を受けて、いや皆の願いがずっしり重くてなかなか大変でしたが、無事今年もまたひとつ伝統を重ねました。
これできっとみんなの願いは叶うはず。

その後の時間は水のすべり台で自由に遊んだり、入浴施設「くまみ湯」でゆったりとお風呂に入ってもらって解散となりました。
汗が吹き出る大変暑い一日でしたが、最後はすっきり爽快になって帰ってもらいました。子供達は帰りの車の中できっと熟睡だった事でしょう。