ブッポウソウと常清滝ツアー

今年度も引き続き開催されます作木ふるさと紀行、その第1弾が6月の23、26、27日の3日間開催されました。

三次駅から伊賀和志駅まで三江線での列車旅の後、まずはブッポウソウの観察。
ブッポウソウは森の宝石とも称される美しい鳥で、この時期は巣箱の中の雛が孵化する時期です。親鳥がエサを捕まえるために忙しく飛び回りよく観察できる時期ですので、無事に3日ともしっかりと見る事ができました。
川の駅常清でヤマメの塩焼き御膳の昼食の後は、常清滝へと散策。
蒸し暑い中での散策でしたが、常清滝近辺では涼しい風が吹き、疲れがスーッと癒されるようでした。

さて、今年度からは混雑が予想されるため三江線の車内での案内はしない事になり、お客様に同行してガイドをするのは作木町内のみという、今までとは違う形でお客様をお迎えする事になりました。
まずは三江線ラストイヤーにおける最初のツアーを無事に終える事が出来て一安心しています。
来年度には三江線は走っていませんが、また作木町へとお越しいただけるようにしっかりと魅力を伝えていこうと思います。



四季のさくぎフォトコンテスト2017、入賞者発表


お待たせしました。
平成28年度末まで募集を行なった、四季のさくぎフォトコンテスト2017の入賞者を発表いたします。(敬称略)

☆グランプリ(1点)☆
「白銀の滝」  品川 佳裕(三次市)

☆銀賞(2点)☆
「天空の懸け橋」  後藤 昭臣(三次市)
「清流」  石田 克志(三次市)

☆入選(7点)☆
「カヌー公園夜景」  菅 昭和(三次市)
「南天の渓流」  石田 祥枝(三次市)
「晩秋」  和泉 鉄美(広島市)
「三江線にエール」  生田 正幸(三原市)
「壁画に見取れ」  三本 誠男(三次市)
「ウォータースライダー」  吉田 一志(広島市)
「初雪」  杉田 美和子(三次市)

審査員一同頭を悩ませましたが、以上の方の作品が入賞いたしました。
入賞作品は5月中旬から川の駅常清(水曜定休)で展示し、その後5月下旬くらいからカヌー公園さくぎ(火曜定休)で展示する予定です。
是非足をお運びいただいてご鑑賞ください。

さて次回からは作木町観光協会の主催となり、次回に限り今年度で廃線が決定している三江線を対象としたフォトコンテストを開催いたします。
名称や細かい規定などは未定ですが、対象は車両だけでなく駅や線路などの施設も含み、範囲は三次~江津の全沿線108.1kmではなく、作木町近辺(江の川の対岸含む)に範囲を絞っての募集になるかと思います。
募集は秋くらいからを予定しています。またあらためて告知いたします。

そういったわけで、四季のさくぎフォトコンテストは「一回休み」となりますので、作木町を訪れて良い写真が撮影できたという方は、また来年度以降に作品をご応募ください。

桜杯2017、終了しました。

非の打ちどころがない晴天の下、2017川開き&桜杯カヌー大会inさくぎが開催されました。
今年からは部門が学年や男女で細かく分かれ、小学生1.2.3年の部、小学生4.5.6年の部、一般男子の部、一般女子の部、チーム対抗の部、という5部門に増えて行われました。
6歳から76歳まで全63名の選手が、水しぶきを上げながら熱戦を繰り広げました。

水に濡れたのは選手だけではなく、天気が良かったので水遊びゾーンでは子供達が水遊びに興じてビショ濡れになっていました。
三江線とカヌー大会のコラボレーションを求めてか、報道関係やカメラマンの姿も多く見られ、例年以上に賑やかな大会となりました。
選手の方、関係者の皆様、ありがとうございました。
1日経って日焼けが痛い方もおられるのではないでしょうか。暑い中、お疲れ様でした。

以下は各部門の上位入賞者です。(敬称略)

小学生1.2.3年の部
1位 宅川 雅恵 1分37秒68
2位 田中 斗真 1分39秒99
3位 福間 隆史 1分46秒19

小学生4.5.6年の部
1位 古庄 正樹   59秒51
2位 藤原 優希 1分09秒53
3位 杉本 紗釈 1分18秒89

一般男子の部
1位 田中 圭太 2分37秒74
2位 櫻井 満也 2分51秒74
3位 谷岡 凜  2分52秒05

一般女子の部
1位 甲田 由美子 3分14秒24
2位 杉本 聖奈  3分20秒56
3位 杝 愛弓   3分34秒69

チーム対抗の部
1位 作木中学校   3分51秒94
2位 作木中バレー部 3分58秒42
3位 くすな     4分07秒24

春の三江線でちち豆腐と梅の花ツアー

本年度最後の三江線モニターツアーが3月23日に開催されました。
外出するのに良い時期になってきたからでしょうか、三江線の車内が満員だったため列車内でのガイドは控えましたが、まずは三江線で三次駅から香淀駅までのんびり列車旅でした。

下車後はバスに乗り換えて、ちち豆腐作り体験へと移りました。
ちち豆腐とは、温めた牛乳に酢を加えて作る、豆腐のようなチーズのような食べ物で、初めて食べる食感と風味が皆様新鮮だったようです。
ちち豆腐をふんだんに使った昼食で満たされたら、柳原地区へと移動し梅林鑑賞でした。バスから降りると、周囲一帯に梅のかぐわしい香りが満ち溢れていて、可憐な梅の花に感嘆の声が上がっていました。
ただ梅の花を観賞するだけでなく、梅の木の近くに生えていた、つくし、菜の花、よもぎなどを、せっせと採取されている「花より団子」な方も。
いよいよ春がやって来たようです。

その後は、布野町の道の駅でお買い物の後、君田温泉での入浴で汗を流して解散となりました。
さて今年度の三江線モニターツアーはこれで全て終了しました。
来年度はいよいよ「三江線ラストイヤー」。引き続き同様のツアーが開催される予定ですが、どんな感じになるのかちょっと予想が付きません。
多くの人が三江線の最後の姿を見に来られるでしょうが、作木町の魅力を伝えると共に特別な思い出を作ってもらえるよう頑張っていこうと思います。

三江線で神楽ときのこツアー

今回の三江線モニターツアーは、神楽ときのこの2本柱で開催されました。
三次駅から口羽駅まで、三江線に揺られて約1時間の列車旅の後は、作木郷土芸能伝承館へと移動してお楽しみの神楽鑑賞でした。
演目は「八岐の大蛇(やまたのおろち)」で、3頭の大蛇が入り乱れての迫力満点の演舞に、全員拍手喝采で大満足でした。興奮さめやらぬままに、衣装や面を身に付けたり囃子を鳴らす体験に移り、想像以上の衣装の重さに驚きながらも貴重な体験が出来て終始笑顔の様子でした。
伊賀和志神楽団の皆様、ありがとうございました。

川の駅常清で、きのこ尽くし料理の昼食の後は、きのこのほだ木作り体験でした。なめこと椎茸を植菌して、完成したほだ木はお持ち帰りいただきました。うまく行けば今年の秋にはきのこが生えてくるようです。
その他にも地元の野菜や特産品など、両手いっぱいのお土産でずしりと重くなっての解散となりました。
少し肌寒い一日でしたが、今度は暖かくなってからの作木町への再訪をお待ちしております。

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壁画除幕式

カヌー公園さくぎの真正面の壁面に、作木町に関連する様々な物のイラストが描かれ、本日その除幕式が行われました。

地元作木の保育所、小学校、中学校、地元の方、そして三次高校の美術部員という、多くの方の手により描かれたイラストにより、殺風景だった壁面がすっかり賑やかになりました。
車で通り過ぎると横目でチラリと眺めるだけになるでしょうが、カヌー公園の駐車場からだとバッチリご覧になれます。どうぞ立ち寄ってご覧ください。
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師走の田舎体験ツアー

12月9日、16日と2週連続の三江線モニターツアーで、合計75名の方に冬の田舎体験をしていただきました。

まずは三江線で三次駅から香淀駅まで、約30分間のんびりと列車旅。
作木町に到着したらバスで体験会場に移動し、もちつきとしめ縄作りを体験していただきました。
石臼でのもちつきも、わらを縄に編み上げるのも初めて、という方がたくさんおられましたが、地元の方の丁寧な指導の元で皆さん見事な手付きでこなしていました。

川の駅常清で昼ごはんの後は、三次町の専法寺でカープの梵選手の実兄である副住職から法話をいただき、三次ワイナリーとトレッタ三次でお買い物タイムを楽しんで解散となりました。
師走のせわしなく過ぎる日々の中で、少し立ち止まってほっとするような時間を過ごしていただけたように思います。

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さくぎの森のクリスマス2016、開催されました

昨日カヌー公園さくぎにて、「さくぎの森のクリスマス2016」が開催されました。
今年は例年よりも早めの16:30から開始して、17:40からイルミネーション点灯式を行いました。
イルミネーションと焚き火の灯りに彩られた中で、料理と音楽を多くの方が楽しみ、特にスペシャルゲストの佐々木リョウさんの熱く心に沁みるライブでは、いつもとは違う特別な空間を満喫していただきました。

最後のお楽しみ抽選会は雨足が強まったため屋内で行いましたが、特に大きなトラブルもなく無事に終える事が出来ました。ちなみにお楽しみ抽選会の1等賞はクリスマスツリー、〇☓ゲームの優勝賞品は赤いフェラーリの折りたたみ自転車でした。

ご来場いただいた皆様、関係者の方々、ありがとうございました。またのご来場を心からお待ちしております。
なおイルミネーションは1月末まで点灯していますので、近くにお越しの際にはご覧ください。

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晴天の常清滝ウォーキング

JRを利用して駅からウォーキングする「JRふれあいウォーク 日本の滝百選 常清滝散策ウォーク」に参加された27名様のガイドをしてきました。

まずは集合場所の三次駅から江平駅まで三江線での列車旅。
週末と行楽日和と三江線廃線決定とその他様々な条件が重なったのでしょうか、2両編成の車輌に150名くらいの乗客が乗っていて、いつもはのどかな三江線が通勤ラッシュの満員電車のようでした。

さて江平駅に到着して、いよいよウォーキング開始。
約3km歩いて常清滝の麓に到着。常清滝周辺の木々はご覧のように黄色く色づいていました。
滝の音を間近で聞きながらお弁当を食べてくつろいでいると、どこからともなく優雅な笛の音が。どうやら参加者の中に篠笛の先生がおられたようで、なんと展望台で笛を吹いておられました。なんとも言えぬ神秘的で貴重な体験でした。

その後川の駅常清まで歩いて帰ってきて休憩となりましたが、帰りの三江線のダイヤの関係で本来ならここで約2時間待ちの予定。
ちなみにここまでで5kmのウォーキングでした。希望者のみこの2時間を利用して1駅先の香淀駅まで歩く事になり、結局10名の方がこの延長戦に参加され、最終的に11kmの距離を一緒に歩きました。

帰りの三江線の車内では、歩き疲れてすやすやと眠っている方もちらほらと。
ちなみに今回の参加者の最高齢は87歳でした!!
絶好の晴天の中、気持ち良い1日を過ごせました。皆様お疲れ様でした。ぜひまた作木町へとお越しください。

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まるごと体験、秋の作木町

1泊2日の「まるごと作木町体験モニター」の第2弾が、「秋の収穫と味わい」というテーマで10月22日、23日に行われました。

行なわれた体験をザザーッと羅列しますと、初日にまずカヌーの練習、昼食の後はさつま芋の収穫と焼芋体験、地元の酪農家の方から牛のお話を聞いて、作木の野菜を使ったBBQの晩御飯、その後カヌー公園さくぎのコテージで宿泊。
2日目は川を眺めながら朝食の後、常清滝の散策、蕎麦の収穫をして蕎麦打ち体験、打ち立て蕎麦とお弁当で昼食の後は、カヌーで江の川を下り、おやつを食べて解散、という盛り沢山の内容でした。

まあ何と言いますか、これぞ食欲の秋。
はっきり言って食べてばかりだったんですが、ずっと体を動かす体験をしているのでこれがスルリとお腹の中に入るんです。
落ち葉を集めて焚き火で焼き芋をしたり、蕎麦をこねたり延ばしたり、自分達で苦労して作ったご飯はやはり最高ですね。

カヌーでの川下りも皆さん大喜びでした。初めてカヌーに乗った方も次第にすっかり上達し、無事に最後まで漕ぎ切る事が出来ました。
普段なかなか出来ない事を、しっかり全身で体験してもらえたと思います。

年が明けて1月21日、22日には、「いろり庵で古民家体験」というテーマで第3弾が開催される予定です。
今度は冬の作木町でのいなか体験をお楽しみください。
詳細はまた近づいてきてから、この場で告知いたします。
楽しみにお待ちください。

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