作木町内を巡る観光バスツアーで、常清滝を案内してきました。
伊賀和志地区でのブッポウソウ観察と、川の駅常清での鮎御膳の昼食の後での常清滝散策という事でした。
ブッポウソウは森の宝石とも称される美しい渡り鳥で、作木町は日本一生息数が多い地域です。少し前までは卵を抱えて温めているため若干観察しづらい時期でしたが、卵が孵化して親鳥が雛のエサの確保のために忙しく飛び回るという、観察がしやすい時期に入りました。
今回のツアーでも皆さんブッポウソウの姿を見る事が出来たようです。
さて天気予報では雨が降るかもしれないという蒸し暑い中でしたが、常清滝へと向かう遊歩道に差し掛かると、沢のひんやりとした冷気があり意外と快適な散策となりました。
滝の麓まで到着すると涼しい風が吹き、落差126mの滝の姿に皆さん感嘆の声を上げておられました。今回は植物について詳しい方がたくさんおられて、歩いている途中に色々と植物の話が聞けて楽しい散策でした。
梅雨の蒸し暑い日がまだまだ続きますが、涼風が吹き緑が眩しい常清滝に皆さんぜひお越しください。
※注意※(常清滝にお越しの方へ)
カーナビや検索ツール等では東側から滝の頂上に向かう山道のルートを示す場合がありますが、非常に狭い道である上に、滝の頂上から下を覗き込む形になり、段になっている滝のため一部しか見る事が出来ません。
三次市役所作木支所(茶色いレンガの建物)のすぐ裏にある駐車場から遊歩道を15分ほど進むと、西側から滝の真下に到着し正面から滝の全貌を見る事が出来ます。駐車場から遊歩道へは一部階段が急な所がありますが、全体的にはそれほどきつい道ではありません。
ぜひこちらの側からご覧ください。