第9回クリスマスローズ展

本日より10日まで恒例のクリスマスローズ展が開催されています。本日開店と同時に多数の愛好家の皆様がお出でいただいています。

キンポウゲ科の常緑多年草。ヨーロッパの原産で明治の初めに渡来した。根茎は太く短い。葉は根生し、15~30センチメートル、掌状複葉で革質、暗緑色。小葉は7~9片で先端部に鋸歯(きょし)がある。花茎はよく分岐して1~3花をつける。花の大きさは径5~6センチメートルであるが、花弁は小さく、筒状で、雄しべより短く目だたない。(がく)の5片が大きく花弁状をなして美しく、咲き始めは白色で、のちに紫色を帯びる。根にはサポニンが含まれていて強心剤、利尿剤として用いられる。変種も多いが、オリエンタリスH. orientalis Lam. は西南アジアの原産で、花茎が分岐して3~6花をつける。緑色または黄緑色で縁辺は紫色。花期は4、5月で、栽培されるものの多くは本種の系統が主体になる。

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