平成28年度も引き続き開催されます三江線モニターツアー、その第1回目が6月30日と、その1週間後の7月7日に行われ、約40名様ずつを案内しました。
今回の目玉は森の宝石とも称されるブッポウソウという鳥の観察でした。
孵化したヒナにエサをやるために親鳥がよく飛び回る、観察しやすい時期を選んでの開催ですが、相手は自然の鳥。
どうなるかと心配していましたが杞憂に終わり、両日ともブッポウソウを見る事が出来ました。
大変蒸し暑い中、常清滝や三次町の散策など歩く事も多かったので、参加者の方はお疲れになったかと思いますが、この時期の作木町ならではの物を楽しんでいただけたかと思います。
ちなみに、6月30日の方は他の団体様とちょうど重なり、三江線の1両の車両に90名以上が乗り込むという満員電車状態でした。さらに伊賀和志―宇都井間で倒木が完全に線路を塞いでいて緊急停車しましたが、撤去中にお客様がアメ玉を配ってくださり、復旧した時には満員の車内から拍手が沸き起こるという一幕がありました。
思わぬアクシデントでお客様にはご迷惑をお掛けしましたが、暖かく見守っていただき非常に助かりました。わざわざ田舎を楽しみに足を延ばされるお客様というのは、少々の事では動じない腹の座った方が多いのかもしれない、と妙に感心した出来事でした。