延期されていた伝統行事「七夕カヌー流し」(5年連続5回目)が、ようやく行われました。
今年の七夕の日はとてもこんなくだらん事をやっている状況ではなかったのですが、水位が下がったのでようやく馬鹿馬鹿しくもしめやかにカヌー公園前の江の川にて執り行われました。
5年連続というとそろそろ本当に伝統行事の気配も漂い始めたような気もします。
さて七夕の笹は 川に流すと、流れ流れて海に達し、水平線の彼方から天へと昇り、天の川にたどり着いて願いが叶う、という言い伝えがあります。
しかしながら、実際に川に流しても近くの川岸にゴミとして漂着するだけなのが悲しき現実です。かと言ってこのまま可燃ゴミとして処分というのもあまりにも風情がありません。
というわけで、カヌーに載せて川を流れれば疑似的に川に流した事になり願いが叶う、という強引な理論に基づいてみんなの願いを叶える行事、それが伝統行事「七夕カヌー流し」なのです。
家族の健康を願う短冊、将来の夢が書かれた短冊、水害からの復旧を願う短冊、微笑ましい謎の願いの短冊、色々な願いが全て叶いますように。いやほんまに。一日も早く元の日常が戻ってきますように。
すでにカヌーはまた出来るようになりましたが、水遊びゾーンと水のすべり台はまだご利用できません。ただ急ピッチで復旧作業が進んでいますので、次の週末くらいにはまた水遊びが出来るようになるかと思います。(7/16追記:水遊びゾーンが復旧しました。今まで通りご利用できるようになりました)
水遊びどころではない方も沢山おられるかもしれませんが、落ち着いて一息つけるようになったら、ぜひカヌー公園さくぎにお越しください。